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【地域創生の新戦略】NFTを活用した「地方の可能性拡大」への取り組み

2023/08/152023/08/15やぶ / yabu29.eth

目次

NFTは、デジタルアセットの独自性と希少性を保証する技術として注目されており、これを地域創生や地域資源のデジタル化に活用する事例が増えてきました。

では、NFTを活用することでどのように地域の魅力や価値を引き出しているのでしょうか?

今回はNFTを活用した地域創生の実例についてご紹介します。

地方創生の国内活用事例

事例1:【KOKYO NFT】NFTを駆使した地域活性化の新戦略


引用元:株式会社リードエッジコンサルティング、博報堂と日本航空と連携し地域の特別な体験を提供する「KOKYO NFT」による関係人口創出の実証実験を開始

2023年2月、リードエッジコンサルティングは博報堂、日本航空と提携し、「体験型NFT」の実証実験を三重県鳥羽市および鹿児島県奄美市で実施しました。

三重県鳥羽市では「真珠婚式」をテーマにしたNFT、鹿児島県奄美市では特産品である「黒糖焼酎樽のオーナー」になる権利をNFT化し、そのNFTを購入することで特別な現地体験が可能となります。この「体験型NFT」を購入することで、購入者は限定された参加者のみが享受できる特別な地域体験や、オリジナルデザインの商品を受け取ることができます。

KOKYO NFTは地域における人口減少や高齢化という社会課題に対して、関係人口を増やすためにNFT技術を採用し、地域の体験プログラムを行いました。

事例2:【美味とテクノロジーが融合】牡蠣とNFTで新たなふるさと納税体験を!


引用元:鳴門市の牡蠣とNFTが届くふるさと納税!牡蠣若手の会「Oyster Professional」とNFTプロジェクト「アビスクリプト」がNFTを活用した新・ふるさと納税を開始しました!

2023年5月、合同会社WaterGateの「牡蠣若手の会」とNFTプロジェクト「アビスクリプト」が、牡蠣とNFTが届くふるさと納税を開始しました。

このふるさと納税では、徳島県鳴門市のブランド牡蠣「渦潮チャンピオン」12個と鳴門市をイメージしたコインNFTが送られ、NFTホルダーは牡蠣コミュニティへの参加などの特典があります。この新しい形のふるさと納税は地方創生にも繋がり、NFTに興味を持つ人々から注目を集め、新たな牡蠣ブランドの認知拡大に寄与しています。

合同会社WaterGateは、「日本の牡蠣業界を持続可能な産業へと変える」ことを目標にNFT技術を採用し、「牡蠣若手の会」の牡蠣を「誰もが知るブランド牡蠣」にする活動を行っています。

事例3:【新時代の贈り物】夕張メロンをデジタル化、あなたへの特別なギフト


引用元:MeTownとJA夕張市、夕張メロンを「NFTアート」で贈れる新しいソーシャルギフトの特別販売を、7月20日より3日間限定で開催!

2023年7月、MeTown株式会社とJA夕張市が共同で、夕張メロンをNFTで贈ることができる「MeTown.Gift」の特別販売を実施しました。

この特別販売では「2023 Yubari Melon Gift」というNFTが限定50点で提供され、このNFTを手に入れると、夕張メロン1玉を受け取る権利と地域貢献証明NFTが付与されます。

また、手軽にNFTを贈ることができる「ソーシャルギフト機能」が追加され、贈り手にはコミュニティの継続参加が可能となる「地域貢献証明NFT」が送付されます。

MeTown株式会社とJA夕張市は、「新しいギフトとしての活用」を消費者に提供するためにブロックチェーン技術を採用し、夕張メロンの贈り物をデジタル化しました。

事例4:【地域再生の新手法】Nishikigoi NFTで、旧山古志村の未来を一緒に創造する


引用元:Nishikigoi NFT - コレクション|OpenSea

「Nishikigoi NFT」とは、2021年12月に新潟県長岡市の旧山古志村(現新潟県長岡市)を代表する地域づくり団体「山古志住民会議」が中心となり発行したNFTコレクションです。

このNFTは、山古志地域の名産である錦鯉をモチーフにデザインされたデジタルアートで、長岡市が公式に支援する自治体公認のNFTプロジェクトです。

Nishikigoi NFTはデジタル住民票としての役割を持ち、旧山古志村の新しいデジタル共同コミュニティに参加できるようになります。

このデジタル住民票は、山古志地域で急激に進む人口減少の課題を共に考え、新しい形の地域づくりを促進するツールとして位置づけられています。

「Nishikigoi NFT」は全10,000点のリリースを予定しており、現在1,470点が販売済みで、8月中に第3弾の販売が予定されています。

事例5:【地域の魅力とアートが融合】愛媛・今治市の特産品とNFTが一体となった「ふるさと納税」


引用元:【NFT×地方創生】愛媛県今治市・Live Like A Cat・あるやうむとのコラボ返礼品企画「LLACふるさと招き~今治~」において返礼品合計222個全てに対して寄付が集まりました。

2023年7月に愛媛県今治市とNFTプロジェクト「Live Like A Cat」、および株式会社あるやうむが共同で「LLACふるさと招き~今治~」という納税の返礼品をリリースしました。

このふるさと納税返礼品として、オリジナルNFTと今治市産タオルが提供されます。

LLACは「猫のように生きる」をテーマに、ファンに「自分らしい生き方」を提供するためにNFT技術を採用しました。

返礼品のNFTはLLACのリードデザイナー、猫森うむ子氏のオリジナル作品で、今治市を代表する村上水軍や大山祇神社をモチーフにした猫のイラストが描かれています。

今治市の文化や特産品をNFTとして保存しており、この企画はリリース後わずか数時間で全222個の返礼品が寄付として募られ、大成功を収めました。

地方創生に取り組むためには?


弊社ではNFTを活用し、リアル/デジタル作品の所有権を発行・販売する仕組みを提供します。

NFTを簡単に配布できる「NFT配布くん」をはじめ、地方創生×NFTでは「KOKYO NFT」でも実績がある当社にお任せください!

また、自社プロダクトの開発・運営で得た知見を活かした企業、プロジェクトへのソリューション提供も行なっております。

無料相談・問い合わせはこちら▼▼▼
https://corp.leadedge-c.com/nft

やぶ / yabu29.eth

WEB3NOW編集長。21年夏にBCG(ブロックチェーンゲーム)を始めたことがきっかけにNFTアートを本格的にジョイン。コミュニティマネージャーや複数のdAppsを経験する背景から、初心者向けにweb3について解説しています。

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OpenSeaNFT配布メタマスクAstar NetworkPolygonEthereumthirdwebDiscordインタビュー

執筆者

城島ジョージNaruminてんでんへいきょりおやぶ / yabu29.ethWEB3NOW

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