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NFTの最強ノーコードツール!Thirdwebの特徴・使い方・登録方法をエンジニアが徹底解説【てんでんの技術解説】

2022/06/222022/06/24てんでん

目次

どうも、てんでんです。

普段はLEAD EDGEのエンジニアとしてNFT業務のDevを担当したり、個人でツール制作やNFTプロジェクトのお手伝いなどをしています。

今回は、ERC20トークンやNFT、マーケットプレイスまでノーコードで作れちゃうWeb3開発ツール「Thirdweb」について紹介・解説していきます。

公式サイト
https://thirdweb.com/

ノーコードで簡単にNFTを発行できるサービスとして有名なchocomoint と同様に、NFTのコントラクトのデプロイだけでなく、アップロードした画像のIPFSへのホスティングまで行ってくれます。

Thirdwebの魅力はなんといってもデプロイできるコントラクトの種類の多さ。

現在これだけの種類のコントラクトをノーコードで作成でき、新しい種類のコントラクトも随時追加されています。


コントラクトのコーディングやテストをすっ飛ばして開発できるため、dAppsを作りたいWeb2/Web3エンジニアにおススメです!提供されているSDKを利用して簡単にコントラクトと接続できるのもメリットです。

また、プログラミングが出来ないNFTクリエイターでも、独自コントラクトでのNFT発行ツールとしての利用や、NFT購入者側でMintする形式のMintサイトを構築することも可能です!(ただしUIのカスタマイズ性は低いので注意)

Thirdwebの活用事例

自由民主党NFT

2022年5月に自民党青年局会議・研修会の参加者に配布されたNFTがThirdwebを使用して作られています。


https://twitter.com/ytenden/status/1530413236079960064

Generative NFT コレクションの作り方(soudan NFT)

https://note.com/soudannft/n/na9e66dad6dcd
ジェネラティブNFTを作ろうとしているクリエイターによく参照されている記事です。

こちらの記事で紹介されているジェネラティブツールはThirdwebでのNFT作成が前提になってます。
(ちなみに、LoveAddictedGirl(通称LAG)の素材がジェネラティブツールに同梱されていますが、LAGのコントラクトはThirdweb製ではありません。エンジニアの方が一からコントラクトを作成しています。)

コントラクトを一から作る場合は上記記事を参考にせず、同著者が新たに公開した以下の記事を見ることをオススメします。
https://note.com/hayattiq/n/nbd3b8b75ded5

Ninja Animals



こちらは3DジェネラティブのNFTプロジェクト「Ninja Animals」です。

こちらのミントサイトはThirdwebで作成されており、ミントページはこちらのリンクから確認することが可能です。
https://ninja-animals.mints.ne.jp/

Thirdwebの開発にかかる費用は?



なんと!無料です!

2022年5月にサービスがV1からV2にバージョンアップしました。

V1の時点では利用は基本無料で、NFTの二次流通報酬の5%がThirdwebに支払われる形式でしたが、V2になってからは完全無料になった模様。

今後改定される可能性はありますが、コスト面を気にすることなく利用できるのはありがたいですね。

もちろん、コントラクトのデプロイなどチェーンにデータを書き込む際にはGAS代が掛かります。

ThirdwebはGAS代の推定価格を表示するページがリアルタイムで更新されるため、おおよその費用を事前に確認することができます。


対応チェーン

現在thirdwebに対応しているチェーンは以下になります。

Mainnet(メインネット)

  • Ethereum(ETH)
  • Polygon(MATIC)
  • Fantom(FTM)
  • Avalanche(AVAX)


Testnet(テストネット)

  • Rinkeby(RIN)
  • Goerli(GOR)
  • Mumbai(MATIC)
  • Fantom Testnet(FTM)
  • Avalanche Fuji Testnet(AVAX)
  • Optimism Testnet(KOR)
  • Arbitrum Testnet(ARETH)


今後はSolanaなどの他チェーンにも対応する予定です。


Thirdwebでできること


ここからはThirdwebを使って開発できることについて紹介していきます。NFTの発行だけでなく、マーケットプレイスの開発やDAOのトークン発行なども行えます。

NFT Collection

画像やDescriptionなどをアップロードし、ERC721規格のNFTをオーナーにMintします。
Chocomintに近い機能です。


NFT Drop

NFT Collectionとは異なり、ユーザー側がMintする形式のERC721規格のNFTを作成します。
メタデータはNFT Collectionと同様に1個ずつの登録ができるほか、CSV形式で一括アップロードすることも可能です。



NFT Dropを作成すると以下のような埋め込みコードが発行され、



ご自身のサイトに貼り付けると、以下のようなMintコンポーネントが表示されます。



WordPressなどでサイトを管理している方にとってはお手軽な方法ではないでしょうか。

また、Mint可能な期間や価格、一度にMintできる数などの設定、ホワイトリストの登録などが自由にでき、一般的なNFT プロジェクトに必要な機能は全て備えています。


Marketplace

NFTのマーケットプレイスのコントラクトを作成します。

このマーケットプレイスは、一般的なリスト、オファー、オークションリスト、入札の機能を備えています。

最近ではOpenSeaなどのマーケットプレイスに売買手数料を取られるのを防ぐため、NFTコレクション自身でマーケットを作るプロジェクトもあるようです。Thirdwebでは指定したコントラクトアドレスのアセットのみを取り扱うように制限できるため、このようなケースにも役立つかもしれません。


Split

収益を分配するためのコントラクトを作成します。



チームで開発している場合には、今まで紹介したNFT Dropなどの収益受取アドレスにSplitで作成したコントラクトアドレスを指定します。
ある程度収益が溜まったタイミングで「Distoribute Funds」を実行することで各アドレスに分配できます。


Edition

NFT CollectionのERC1155版です。

Initial Supplyに発行数を入力することで、同一メタデータのトークンを複数個発行できます。



トークンを発行すると管理画面に表示されます。
ここからトークンをTransferしたり、複数人にAirdropすることができます。



Airdropを選択し、配布先アドレスが書かれたCSVをアップロードするとこのような確認画面に。
問題なければまとめて配布しちゃいましょう。


Edition Drop

NFT DropのERC1155版です。

NFT Dropと同様にMintに関する制限事項を設定できます。



NFT Dropと異なり、Mint画面ではMintする数量を選べます。

ただし数値は設定したMint上限を超えて入力できてしまい、Mint上限を超えた値を入力するとMintボタンを押した時点でエラーが発生します。

ここは入力自体を制限してほしかったところ。


Token

ERC20規格のトークンを発行できます。

GUIからできるのはMint、Trasferの制限くらいです。

Token Drop

Edition DropのERC20版。

Mint画面のUIや設定項目もほぼEdition Dropと同一です。

Vote

DAOなどのグループが提案に投票するためのコントラクト。

こちらは指定したERC20トークンを保有するアドレスのみ投票できます。

上で紹介したToken、Token Dropによって作成したトークン、既存のERC20トークンのどちらも指定できます。投票用のUIは用意されていないため、その辺はSDKを使って自分で作る必要があります。


Comming Soon

今はまだ利用できないですが、ERC721/ERC1155/ERC20を一つのトークンにバンドルする「Pack」、複数のトークンをバンドルしてNFT化する「Multiwrap」、署名検証機能付きでユーザ側がMintできるERC721Aの「Signature Drop」などが開発中のようです。

ERC721A規格についてはこちらの記事を参照。 https://media.leadedge-c.com/articles/what-is-erc


Thirdweb Deploy(Beta版)

なんと、今まで紹介したテンプレート以外にも、自作したコントラクトをThirdwebのUIからデプロイすることも可能です!

この機能を使うことで、

  • 秘密鍵を使う必要がない
  • ThirdwebのSDKを利用可能
  • ダッシュボードUIからの管理
  • Thirdwebのアナリティクス機能が使える

といったメリットを享受することができるようです。

参考:https://portal.thirdweb.com/thirdweb-deploy


特にNFTのコントラクトは必要な機能って固定化されているため、取り回しが良くなると開発効率も上がりそうですね。この機能は実際に試すことはできていませんが、また別の記事としてレポートを書きたいと思ってます。

まとめ


改めてThirdwebについて振り返ってみます。

【Thirdwebのまとめ】

・利用料が無料(もちろんGAS代は発生)

・複数チェーン対応

・dApps開発に必要なコントラクトをGUIからデプロイ

・非エンジニアでもNFTの発行は容易に可能



Thirdwebは、個人、事業者、エンジニア、クリエイター、様々な人にメリットをもたらす強力な開発支援ツールです。Thirdwebでできることをチェックしておくと今後の活動の幅が広がるかもしれません。

弊社ではNFT関連の開発業務を受け付けており、
  • Thirdwebを活用した低コストな開発
  • Thirdwebでは難しいお客様の要件に合わせた柔軟な開発

ともに遂行可能です。

NFT事業を検討中の事業者の皆様、ぜひLEAD EDGEにご相談ください。

お問い合わせフォームはこちら

てんでん

LEADEDGE Dev ← Web3個人開発者/ 自身8個目となるdApps『Collection Timeline』をリリース/NFTの技術サポートも行っています/ NFTNOWやTwitterでは「技術から読み解くNFT解説」を発信しています

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